雹が降った月曜の昼は熱燗を

営業用で何着か少しだけスーツ用のシャツを所持しているけれど、いつも決める時にたくさん試着する。
それだけ、シャツのかたちに執着するのも変わってるかと思うようになっていた。
そんなときに、営業先で、Yシャツはオーダーメイドしてもらうという方がいらっしゃったので、驚いた。
けれど、シャツ一枚できまって見えるので、いいかもと感じた。

ゆったりと吠える兄弟と穴のあいた靴下
遠くの生まれた家に住んでいる母親も孫の為だといって、大変多くお手製のものを作成して送ってくれている。
ミッフィーがめっちゃ気にいっているのだと話したら、話したキャラの布で、作成してくれたが、縫物の為の生地の以外とものすごく高くて驚倒していた。
裁縫するための布は縦、横、上下の向きがあり気をつけなくてはならないらしい。
しかれども、たんまり、作成してくれて、送ってくれた。
孫娘は大変かわいいのだろう。

陽の見えない土曜の日没に冷酒を

チカコのアパートのベランダで育てられているトマトは、可哀想なミニトマトなのかもしれない。
ぎりぎりまで水を与えなかったり、たまにコーヒーをプレゼントしたり、コンソメスープをあげたり。
酔った私と彼女に、熱燗を飲まされたこともある。
ミニトマトの親である友達は、今度絶対トマトジュースを与えてみたいという。
私たちの中でトマトの意思は全く関係ない。

自信を持って踊る先生とよく冷えたビール
ショップ店員さんって私には無理・・・など思うのは自分だけだろうか。
出勤の度に、完璧にファッションを選ばないといけない。
私なんて、出張で働くときはスーツを着るといいし、メイクもシンプルで良いとされている。
休みの日も、自分で納得する格好をすればいいし、家で何かをするときはTシャツにジーンズでできる。
なので、きっと、服を売るなんて商売には、関われない。
ショップに入ると店員さんが近寄ってきて服の説明やコーディネイトを教えてくれる。
どうしてもそれに緊張してしまい、その場から逃げてしまうのだ。
こういった部分も、店員さんって務まらなさそうと思う大きな理由の一つだ。

気どりながら跳ねる兄弟と履きつぶした靴

20歳の頃、株の取引に関心をもって、購入しようかとおもったことがあったけども、たいしたお金ももっていないので、買うことが出来る銘柄は限られていたから、ほとんど魅力的ではなかった。
デイトレードにも関心があったのだけれど、しかし、一生懸命得た貯蓄があっさりと減るのが怖くて、購入できなかった。
証券会社に口座はつくって、貯金から動かして入れて、パソコンのエンターを押すだけで買えるように準備までしたけれど、怖くて買えなかった。
汗水たらして、働いて稼いだ貯金だから、金持ちの人たちから見たら少なくてもでも少なくなるのは恐怖だ。
でも一回くらいは買ってみたい。

勢いで体操する先生と観光地
中洲のキャバのお姉さんを見ると、大変だろうなーと思う。
というのは、しっかり手入れしたルックス、会話の技術、それらに対する努力。
客に完璧に勘違いをしてもらわないで、夢を与えているとちらつかせながら、また店に来てもらう。
そして、もしかするとこのお姉さん、俺に本気なのかな?など気にしてもらう。
このバランスのとり方が、どんな仕事よりも難しそうだ。
一番は、私は売れっ子のホステスさんたちの月給がとても気になる。

陽の見えない大安の夕方にビールを

ある真夏の朝。
少年は家の庭で、アリの行列が死んだ虫を運んでいるところを観察していた。
蟻たちは一所懸命に動き回っているのだけど、虫の死骸ひとつでこんなに大量の蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、アリ達に砂をかけたらどうなるかな、という欲求が湧いてきた。
だが、今日のところはだまって見守ることに決めた。
とても暑い日だったので、少年の汗が顔中からあふれ、雫となって蟻たちの近くに落ちた。

気持ち良さそうに熱弁する君とよく冷えたビール
すごくスイーツが好みで、スイーツなどをつくります。
普通に手動でしゃかしゃか混ぜて、型に入れオーブンで焼いて作成していたけれど、このごろ、ホームベーカリーで作ってみたら、めっちゃ手軽でした。
娘にも食べさせるので、ニンジンをすって混ぜたり、バナナを混ぜたり、栄養がとれるようにも心がけている。
甘味料がちょっとでもニンジンや野菜の甘さがあるから、笑顔で食べてくれます。
最近は、スイーツ男子という言葉もテレビであるから変ではないのだけども、しかし、昔は、甘いお菓子を焼いているいるといったら不思議に思われることが多かったです。
ここ最近は、菓子作りをする男がよくいるよねと言われる。

夢中で熱弁する父さんと飛行機雲

甘い食べ物が非常に好みで、ケーキや水ようかんなどを自分でつくるけれど、子供が大人のものを欲しがる年になって自作するものが気を付けなければならなくなった。
私たち夫婦がすごく喜んで食べていたら、子供がいっしょに食べたがるのは当然だから子供も食べられるおやつを私がつくる。
私は、チョコ系のケーキが大変好きなのだけれども、子供には激甘なものなどはまだ食べさせたくないのでつくらない。
ニンジンやかぼちゃをいれた蒸しケーキが健康にもいいので、砂糖とバターをひかえて入れて混ぜて焼く。
笑顔でうまいと言ってくれたら、めちゃめちゃつくりがいがあるし、またつくろうと思う。
最近、ホームベーカリーも使ってつくったりする。
そうしたら、簡単だった。
いつもは、自分で一生懸命混ぜるけれど、ホームベーカリーは、混ぜてくれるし簡単だ。

のめり込んでダンスする友人とあられ雲
物語を読むのは趣味だけど全ての本が好きなわけではない。
江國香織さんの文章にとても魅力を感じる。
非常に長いこと同じ作品を読んでいる状態だ。
登場人物の梨果は、8年同棲した恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、そのきっかけの華子と一緒に暮らすようになるという変わった内容だ。
最後は衝撃的で大胆な形だが最後まで読んだうえで内容を思い出すと「確かに、そうなるかもしれないな」という感じがする。
そして、ワード選びや登場する音楽や、物などが洗練されている。
ミリンダが登場するとミリンダが飲みたくなるように書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出れば私もCDをかけてしまう。
ワードのチョイスの方法が優秀である。
おまけに、ピンクグレープフルーツそっくりの月、というセンテンスがどこから飛び出してくるのだろう。
表現力に引き込まれ、夜に何回も同じ江國香織の小説を読んでしまう。
好きな作品との夜の時間が夜更かしのきっかけなのだろう。

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